"VOL.3 REVENGE OF THE DECEPTICONS"

【あらすじ】
宇宙。

vol.1でトラブルを引き起こした末、ウルトラマグナスの宇宙船を奪い地球から逃走したホットロッド。

スタースクリームたちが潜むディセプティコン基地に単身で潜入、
運も味方につけてスタースクリームから”マトリクス”を取り戻す事に成功する。

しかし、脱出を急ぐホットロッドの行く手を漆黒の体が阻む、
それは新たなボディを獲て蘇ったメガトロンだった！

「さがれ！さがれ！さが…！」



「いまや、我らを阻むものは無い。」
ホットロッドを貫き、マトリクスを宇宙の彼方へと葬ったメガトロンは
サウンドウェーブに軍団の召集を命じるのだった。


地球。

バンブルビーを撃った男はその場で取り押さえられたが、現場は混乱していた。

「なんてこった…！」
驚くべき事に、犯人の持っていた銃にはディセプティコンのエンブレムがあったのだった。

「これが最高速度なのか？」
スカイウォッチ基地へとする帰投する輸送機の機内。
基地で起こった事件について情報は錯綜しており、オートボット達は苛立っていた。

「何か嫌な感じがしないか？」
ジャズの問いにパイロットの報告が続く。
「非常に高速でこちらに向かう物体があります。」

ジャズが人間たちへ警告を発するが、すでに遅し、
輸送機は謎の敵からの攻撃を受け爆発するのだった。

スカイウォッチ基地。

「具合はどうなんだ？」
「わしらはキミたちの生理機能について十分な知識を持たん。
だが、ラチェットが戻るまでオンラインに保つ事はできるじゃろう」
バンブルビーの容態が余談を許さない中、オプティマス達の乗った輸送機が消息を絶った知らせが届く。

さらに、
カセットロンを伴ったサウンドウェーブが、囚われているディセプティコンを奪還するため基地を急襲、
混乱の中、まんまと捕虜の奪還に成功する。

「ディセプティコンの再襲撃があったら、この基地では守りきれない」
ウルトラマグナスはオメガスプリームへの撤退を決断、スカイウォッチ隊員たちと共に
移動を開始するが、ディセプティコンマークの銃で武装した一団から攻撃を受ける。

人間を相手に反撃出来ないウルトラマグナスたちを救ったのは
なんとメガトロンだった…！



【ネタばれ気味な解説】
メガさま復活とか、いろいろ急展開なオンゴーイングシリーズvol.3です。

サウンドとショックの2大ウェーブの協力で開発された新たなボディで復活したメガさま。
その戦闘力は圧倒的で、オプティマスですら全く歯がたちません。

にもかかわらず、
いろいろあって単身ディセプティコンの潜伏先に乗り込むオプティマス。

「キネティック・ハープーンを知っているか？」
オプティマスの銃撃はメガトロンに全く通用しない。

「無駄ではないさ。その弾はターゲット情報なのだ」
「なに？」

なんと衛星軌道上からスカイウォッチのレーザーで一網打尽！
…なんかやる事ズルくないですか？

で、策を弄したオプティマスが結局どうなったかと言うと、

「オプティマスは返すぞ。命に別状は無い、すぐに気がつくだろう。
俺も貴様らの下に降伏するぞ。」

メガトロンに抱えられてオメガスプリームまで送り届けられた挙げ句、
突然メガトロンはオートボットへの投降を宣言するのでした。

うむむ…オプティマスもメガトロンも行動がなんだか唐突じゃないすか？

今回もサンダークラッカーは引きこもりテレビっ子全開、
心配してやってきたお兄ちゃんとモメたりします（ちょっと違う）。

何気にブローンの出番が多いです。
ＶＳスタースクリームとか大活躍ですので、ブローンファンは必読！

次回"vol.4 Heart of Darkness"に続きます！